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破折 激痛
前ブログにも書きましたが、ブログ管理システムの中に「破折 激痛」との検索ワードで植田歯科にヒットしたかたが1名いらっしゃいます。


歯冠破折について、ご説明いたします。
歯冠破折、歯根破折を起こす原因は、様々な事があります。
最近歯牙破折を起こすケースが立て続けにありますので、ご紹介いたします。
ケース1

インレーがハズレそれを食事中に噛んでしまった為に、縦に歯牙破折しております。このように近遠心的に破折がある場合には単純レントゲンではわからない事があります。CTも診断に有効でありますが、まずはメチレンブルーにて破折線を染色して歯科用顕微鏡を見て診断いたします。CTの撮影はそれからです。残念ですがこのケースは完全に歯が縦に破折していた為に抜歯となりました。もちろん創傷治癒促進のためPRGFを併用しました。
ケース2

上顎臼歯部の破折です。
頬側近心から口蓋側遠心にかけ斜めに破折して、口蓋部に感染による膿瘍を引き起こしておりします。
このケースも残念でありますが、抜歯となってしまいました。
歯牙破折が歯冠部に水平に生じる場合には、歯を保存できる事が多しですが、縦に破折線が歯根部まで走っている場合にはほとんどのケース抜歯となってしまいます。
抜歯もただ単に抜歯をするのでは、抜歯窩が治癒するまで長期間かかったり、特にケース2のような感染があるような場合には、大きな骨のディフェクト(欠損)を生じることがあります。
PRGFを使用することで、このような状況でも抜歯窩を早期にクオリティー高く治癒させることができます。
また、上記2ケースとも,両隣接歯健全歯であるためにブリッジではなく、インプラントが第一選択となります。
なぜか?
インプラントなら両方の歯を削ることなく治療ができ、きわめて予知性が高いからです。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科
植田晋矢
電話0270−23−3435
キーワード 歯牙破折 抜歯 PRGF インプラント
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舌ピアスは危険です
2010年1月 4日
私のブログを管理するシステムは、どんなキーワードでどこからアクセスするなど様々な事柄を分析できる機能があります。


その中に、数名の読者の方が「舌ピアス」というキーワードで植田歯科のブログにアクセスして来ているのがわかります。
そこで、舌ピアスですが、このようなケースがあるので是非、舌ピアスをお考えの患者さまは、やめて頂きたいと考えこのブログを書いております。
このケースは、数年前に舌ピアスをピアス店にて無麻酔下にピアスを突き刺しまして(なんて辛抱強い患者さまなのでしょう。)問題なく?経過していたとのこと。
しかし、歯科医師から見ては、上顎前歯のポーセレンの破折等があり決して問題なしとは言えませんし、舌の慢性的機械的刺激(イニシエーター)により潰瘍を作り、たばこ等の化学的刺激がプロモーターとなり悪性腫瘍の誘発を起こすかも知れません。

(舌の上は問題ないようですが、、、、)

(舌の裏側です。あれ?舌ピアスの丸いアンカーが舌に埋没しています。)
わかりますか、本来なら舌の上にあったパチンコ玉より小さい金属球が舌の下にも無ければ行けません。
舌ピアスの球と球のステー(棒)が短すぎるためにこのような事が生じたり、または舌ピアスの球が小さすぎたために、軟組織である舌に開いた小さな穴が舌運動(発音、咀嚼、舌ピアスのもてあそび等)で次第に大きくなり舌ピアス球が舌内部にめり込んでしまった可能性が考えられます。
では、この処置ですが、舌ピアスの構造を熟知しなればなりません。
この舌ピアスは、舌側の球を回転させると球が緩まります。そして上の球とステー(棒)が長いネジとなってとれる構造となっております。
これを除去するにはどちらもにしても、舌の裏側に麻酔後に舌を切開し、一度球を舌の外に出して、クランプ等で把持、上の球を回転させて下の球をネジから外してあげなければまりません。
こんな危険がある舌ピアス。危険を冒してまであなたはしますか?
舌ピアスを開ける時に、舌の血管を切り大出血するかも知れません?
無麻酔ですよ。痛いですよ。
無資格者が行う施術ですよ。
歯科医師として、勧められるものではありません。
当院では、舌ピアスの取り付け手術は行っておりません。
お間違いのないように。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 植田晋矢
電話0270−23−3435
キーワード 危険な舌ピアス
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高濃度ビタミンC点滴
2010年1月 3日
元旦より、37、8度の発熱と全身倦怠感、関節痛がありまして、子どもたちが楽しみにしていたスキーも中止。
この症状何か嫌な予感がします。
そうですインフルエンザの初期症状です。
ついに来たか。
明日の朝まで発熱が続くようであれば、インフルエンザ簡易検査キットを用いて検査しなくてはと、内心思っておりました。
あっ。!そうだ、ビタミンC点滴を試してみよう。
幸いクリニックの冷蔵庫には、まだビタミンCのストックは十分にあるため、薬を取りにクリニックへ。
光製薬注射用蒸留水500mlの250mlを捨て、その中にビタミンC25g、コンクライトMg3ml、ビタメジン1Vを混合撹拌します。(ビタミンCは非常に高比重であるためによく撹拌する事が大切です。またG6PD欠損症を否定するために私もG6PDの血液検査を済ませております。)
それを自宅に持ち帰りました。

(アメリカより輸入した添加剤無添加のビタミンC。1バイアル=25gです。)
幸い妻が看護師であるため、点滴も(今回は)1回で入りました。
(妻の良い時を見計らって点滴を頼むのがポイントです。)
そこで全身倦怠感は、その後嘘のように消失してその夜は日常生活に支障がないまでに回復いたしました。
正直いいまして、点滴療法研究会に入会するまえまではビタミンCの効果を半信半疑しておりまいしたが、多くの患者様がビタミンCの点滴をして体調が凄く改善すると言われていたのが自分の身体で体感できことに喜びを感じたとともに、多くの患者様にこの高濃度ビタミンC点滴を体験して頂ければと思っております。
今後のビタミンC点滴をインプラント手術後の患者様に投与して顎骨内のコラーゲン、歯肉のコラーゲン増殖を促進させ創傷治癒促進に使用して行きたいと思います。
また、口腔がんでお悩みの患者様にも、超高濃度ビタミンC点滴により治療を開始した行きたいと思います。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科
植田晋矢
電話0270−23−3435
キーワード
超高濃度ビタミンC点滴 抗ウイルス作用 コラーゲン増殖 創傷治癒作用
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