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Doctor's BLOG

みんなに優しいスェーデン

2007年6月19日

スェーデンのイエテボリは、とても風強く木々がピューピュー音を立て揺れていた。
家々は規則正しく建築されとても整った町並みであった。
バスにのってイエテボリ大学まで、通う道すがらこの国の福祉の充実には驚かされた。
というか、人々の暖かさに驚かせれた。

あるバス停に車椅子の乗客が待っていた。
すると、バスの中からさっと数名の方がおりて、その車いすの人を車いすごと抱えてバスに乗せたのである。
駅から、大学病院までいくつかバス停があったが、数名の障害を持った人々が皆の助けによってバスにのった。
駅周辺の交差点の信号機には、電柱を金の棒で叩くような音と振動が、絶えずなっている。
しかし、よく聞くとその音の調子が信号が青になるとタタタタッタッタッタンとリズムがかわる仕組みになっているのに気づく。

イエテボリはスェーデンの代表的な車であるボルボ社があることを皆様ご存知でしょうか。
私もボルボを愛用しているが、実につまらない退屈な車なのである。
アクセルを踏んでも、リニアに車が進まない。
トルクの立ち上がりにターボラグが若干存在する。
あるとき、レガシーを妻が車庫入れしてるときブレーキとアクセルを踏み間違え、家の塀を壊した事があった。
そのとき、あまりに過敏なアクセルレスポンスは、何らかのトラブルがあった時に引き返せるだけの時間的な余裕を生む事に気がついた。
その後、レガシーの後、とある日本車に乗り換えた。
凄く「おもてなしが良と評判の車」で、車も至れり尽くせりであった。
しかし、3ヶ月で手放さなければならない事が起きた。
それは、室内に使用しているシートやプラスティック製品からでる有害物質により、家族全員が、その車に乗ると咳が止まらなくなり、喉がかゆくなるというアレルギー反応がでたからだ。

最近思う事に、ボルボはつまらないけど、いろいろな事に配慮してある凄い車であると家族全員が言う。
ボルボは一度だって、目が痛くなったこともないし、長時間の運転でも疲れない。
すごいなスエーデンは。

私の尊敬するイエテボリ大学前ブローネマルク教授も、本当に人間を大切にする心を持っていると常々思う。
それは、彼の設計したブローネマルクインプラントの安全構造からだ。
幾つものミスをリカバリーできる、そのには隠れた設計が生きている。
時代遅れと言われるかもしれない、エクスターナルヘックス。
しかし、何かが起こった時、一番対処がしやすいところで選択的に壊れてくれる。
平行性が取れていないフィクスチャーレベルでの印象が可能であるし。
フィクスチャーの内ネジが壊れても、再タップできるキットの存在。
ありとあらゆる事に対処して設計されている。
やればやるだけその凄さが分かってくる。

私もこのスェーデン魂を忘れずに治療に望みたいと、思っております。


7月にあるオッセオインテグレーション クラブ オブ ジャパンの演者として、この事を
中心に話して行きたいと思います。

ご期待ください。

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