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アストラインプラント内部の内ネジがばかに!(インプラント専門医向け)

2007年3月 1日

アバットメントスクリューが緩み、その状態で使用していたアストラテックインプラント内部の内ネジがバカになってしまいました。
これをリカバリーする方法をお教えいたします。

この内ネジはノーベルバイオケア社製のリトリバーキットのフィクスチャー内ネジを再タップするためのタップがあります。このタップのピッチが実はアストラインプラントと同一なのです。
この再タップツールにハンドインスツルメントを手動で使えるグリップがあります。(各社出ております)
それを結合させ、骨内にある(粘膜内にある)フィクスチャーの方向を確認後にゆっくり手動でタップを切る。
今回は、再タップに見事成功しました。
その後、内部をよく洗浄して金属片を洗い流す。
ヒーリングアバットメントが正確に適合する事を確認し終了となりました。

是非知っておいてください。ノーベルバイオケアRPフィクスチャーのネジ径とアストラのそれとが同一直径、同一ピッチであることを。

もし、これを知らなければどうなるかご存知ですか。
インプラントに適合させるアバットメントスクリューがきちんと適合できませんので、インプラントの除去しか選択枝が無い事を意味します。
(内部を削って印象をしてコアを立てるという、邪道な方法はありますが。)

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