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Doctor's BLOG

インプラント手術から補綴治療まで

2007年6月21日

歯科の仕事は多岐にわたります。
私の仕事の範囲は、他の歯科医師よりきっと広いと思います。
なぜって?
大学を卒業してから、口腔外科、麻酔科、美容外科、IDAでのフェローシップ等
一般歯科治療とはかけ離れた、アウトサイダー的仕事をしてきからです。
しかし、今、本当ににこの時の苦労が凄く役に立っています。
(静脈内鎮静法)麻酔からCT解析、インプラント手術、
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(手洗い)

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(インプラント手術前準備)
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(インプラント手術 縫合時)
矯正治療、もちろん虫歯の治療も。
今日は、まず一般の歯科医師はやらないポーセレンワーク歯科技工をご紹介します。

CERECを導入してから、私の診療はガラッとかわりました。
何がかわったかと言いますと、歯科技工士さんのありがたさがよく分かるようになったのと。支台歯形成、印象採得、バイト採得、模型のマージン出しなど、各ステップの重要性を再認識させられました。
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では、まずCERECに今回制作するクラウンのワックスアップおよび、アバットメントの光学印象を取り込みます。
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そして、コンピューター上でデザインを行います。
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その後、ミリングマシンでセラミックスブロック(イボクラール社製Procad)削りだします。

それからバリを削りとり、軽く器械研磨。
これからステインを開始します。
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(セラミックスの行程は、すべて自分でやります。
アバットメントの加工は、フェスタにて小林氏、山口氏に依頼)

Procad専用のステインキットを用いて、セラミックスクラウンに色付け。
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ファーネスの中に入れ焼成します。
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約10分待ちます。
ファーネスから出てきたら、5〜10分放冷します。(この時に焦ってピンセットで触るとセラミックスクラウンにヒビが入ってしまいます。必ず手で触れるようになってから作業を開始すること)
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ステインの後、グレージングパウダーにて艶焼きを行います。
その後最終バフ研磨を行えば完成です。
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どうですか。インプラントの上部構造の出来上がり。
すこしインプラント治療の行程がわかりましたか。
細い糸をビルとビルの間に張って、その上を落ちないように綱渡りする。
そんな緊張感がこのインプラント治療にはあります。
この歯が患者さまの口の中に入って、患者さまが喜んで頂けるのが私の喜びです。
どうですか。
どの行程も手を抜かない、インプラント治療を受けてみませんか。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科
院長 植田晋矢
電話0270−23−3435
 伊勢崎市 インプラント外来
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キーワード 伊勢崎市 インプラント 植田歯科 静脈内鎮静法 オールオン4

Category : 歯科

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