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Doctor's BLOG

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イマージョンは文法が苦手?

2006年5月24日

小学校2年生になる息子と競争です。
どちらが英語がうまくなるか。
勝負はもうついています。
彼は、すっかり英語耳です。
私などかないません。
ぐんま国際アカデミーのクーパー校長と話している時、息子が私を探しにやってきて、校長から英語で何やら指示をされました。私もだいたいは聞き取れるのですが、正確に聞き取りができた息子をその指示を的確にやりとげました。
しかし、欠点はあります。
それは文法です。
不規則動詞の変化を、-edと単純につけて過去形を作ったり。
be動詩の時勢、助動詞のあとの動詞の原形復帰等が理解できないようです。
この説明がまた大変で、彼は日本語での文法用語を全く知りません。
知ったとしても、英語での文法用語となりますので、これまた大変。
つまり文法用語を使用しないで、これらを理解させなくてはなりません。
ああだこうだと言って、毎日2時間は、宿題と格闘しております。
きっとGKAの保護者の方は、同じように苦しんでいると思います。

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ぐんま国際アカデミー

2006年5月20日

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群馬県太田市にぐんま国際アカデミーという学校がある。
国語をのぞくすべての授業を英語で行っている私立の小中高一貫校である。
小学1年生から6時間授業である。
開校当初子供たちは、英語の環境に戸惑い、さまざまな拒絶反応をしていた。
しかし、昨年の秋頃から、大きな変化が現れた。
夜寝る前の絵本が日本語から英語のものへとなっていき、インターネットは英語版のYahoo!となった。
しかし、忘れてはいけない。
我々は、日本人である。
このイマージョン教育で、いつもテレビで放映されるのは、英語の上達に関する上っ面の報道のみだ。
このイマージョンの隠された効果は、英語を通しての日本語および日本文化の再認識にある事を忘れてはいけない。
英語がうまくなり、アメリカに住めば、英語ができるのは当然である。
世界の人が日本人に求めているのは、日本人独自の視点でのオリジナリティーである。

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