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昨日の上毛新聞
2006年6月 1日
5月31日の上毛新聞をお読みになられましたか。
渋川市の公立小中学校へ AEDが配置されることなったそうです。
喜ばしいことなですが、その記事の中に、誤った記事が書かれておりました。
それは、AEDの使用可能なのは、おおむね小学校4年生以上。
とんでもない。
新ガイドラインによりますと、大人用のパットを緊急避難的に使用する事を認めております。
その旨、上毛新聞社へ抗議のメールをしたところ、6月2日に上毛新聞の記者が取材にくることになりました。
小学校低学年でも心臓震盪を起こりえます。
その際の唯一の治療手段はAEDでの除細動です。
少し聞きかじった人がクレームをつけます。
「子供にAEDは使用してはだめじゃないの?」。
とんでもありません。
その子供を助けるにはAEDしかないのです。
小児用パットが無くて、AED使用してください。
救急隊員がきて病院に搬送さしてからの除細動では、2%以下の救命率です。
その場でAEDが使用できれば、75%以上の救命率をシカゴのオハラ空港では記録しております。
いいですか、もう一度いいますよ。
子供でも大人でもその場でAEDが使用できなければ、死んでしまうのですよ。
自分の子供ならどんなことがあっても助けてあげたいでしょ。
なら、AED使用してよ。
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